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【観戦記】新春!DEEP&CMAファン感謝祭2009 後楽園ホール大会観戦記
- 2009.02.11 Wednesday
- 格闘技−観戦記
- 03:16
- comments(2)
- -
- by zen
行ってきたきたCMA祭り。
某コミュニティサイトにて「もうぜってーDeep興行にはいかねえ」と宣言しつつも、即座に掌返し。
そう、それは昇侍vsDJtaikiという現在の日本格闘技シーンで稀に見る好カードであり、ガチに二人の愛憎が見れる強烈なカードが組まれたから。
なんつっても二人共KIBAで一緒に練習しあった仲。
どちらも強豪としてパンクラスで暴れまくり、、
そして昇侍はチャンピオンになり、そしてDREAMへ参戦まで果たしている。
一方のDJは後一歩のところでチャンピオンを逃し、今DREAMを渇望している。。
同じような道を歩みながら、試合の機微でそれぞれ全く違った運命を歩んでいる二人。
そして一方で昇侍は人間が明るく、誰からも好かれるタイプだと思う。実際声援多かったよー。彼を嫌いになる人ってそうそうはいないんじゃないかと思う。
DJは基本的によくわからない(Blogやらの印象なんで、実際のDJは好青年かもしれませんがね)。物事を悪い方に考える根本的に陰な人間。
DJは昇侍に対し、嫉妬に近い感情を持っているに違いないね。絶対そう言いきれる。
何故なら私はDJに近いタイプの人間だから。そこら辺勝手に共感させてもらっている。
そんなDJが夢舞台をかけて昇侍と戦う?
おいおい、このカード見ずして何見んだよ?しかもお得に3,000円ぽっきり?
モロ会長!ハッピーばーすでー!!還暦おめでとう!!!!
…それと、、佐伯さんありがとうございやす…
■第一試合 総合格闘技ルール 72kg以下契約 5分2R
橋本朝人(和術慧舟會RJW/HTW)vs 淡路 基(DEEP GYM IMPACT)
第一試合に慧舟会とDeep道場の選手が総合試合。
橋本が一方的にテイクダウンを取り捲り、淡路が下から凌ぐ展開。
ともかく簡単に下を選択する淡路。まあ、下からの仕掛けはそこそこではあったが、、
判定3-0で橋本が勝利
まああまり面白い試合にはならず。
■前座のプロレス試合
坂口やらが中途半端なプロレス試合をしてたり、、
なんか盛り上がり様もないロイヤルランブル見せられたり、、
正直苦痛でした。
■第4試合 総合格闘技ルール 65kg以下契約 5分3R
DJ.taiki(フリー) vs 昇侍(K.I.B.A.マーシャルアーツクラブ)
昇侍は雄たけびを上げながらの入場。超気合が入っているのが見て取れる。
一方のDJはBOOWYの物まねをしながらの入場、、えー、気合は入っているのでしょう。(※すいません、氷室京介だそうです、、うといもので、、申し訳ありません)
二人が並ぶとやはりDJ大きい。勿論その分昇侍の方が体格は良いのではあるが、やはりこの大きさが不利に働くことは無いだろうね。
1R
二人共開始早々闘志むき出しで激しいスタンド戦を見せる。
昇侍は前に出つつローからのコンビネーション、DJも負けじとローに合わせカウンターをばしばし入れていく。
二人共いいのを当てあい、一進一退の攻防。
昇侍は何度となくタックルに行くが、テイクダウンできず。逆にDJはバックを取り激しくパンチを入れていく。
目を離せないスタンドの攻防。
残り10秒でDJがアッパーからのコンビネーションで昇侍をふらつかせる。
一気にラッシュをかけるDJ!なすすべ無し、防戦一方の昇侍だが、ゴングに救われる。
2R
開始早々DJの左フックがヒットし、追い討ちのパンチラッシュを浴びせる。
昇侍はダッキングで何とか逃れる。
しかしここで昇侍の目尻の傷にドクターチェック。DJのドクターチェックか?と思う程、DJの顔面にも血が噴出している。二人共顔面は既に血だらけ。
試合は無事再開、ここで今度は昇侍がDJのフックにカウンターをあわせ、今度はDJがふらつく場面も。
昇侍はタックル狙いになるが、DJに全く通じず。切りまくられ、DJの打撃を浴び、再び昇侍がダウン。
DJが前に出て行く、追い込まれていく昇侍、、で、ゴング。
3R
運命の最終ラウンド。ここまでは明らかにDJのラウンドが続いている。このラウンド、余程の優位が無いと昇侍にとっては厳しい。
が、このラウンドもDJが優位に始める。
昇侍をコーナに追い込むと、右ストレートでダウンを奪い、またもや追い討ちのラッシュを見せる。
昇侍はなんとか低空タックルで逃れようとするも、DJはそれをスプロール。が、そこからDJも手が止まる。
ブレイクがかかると今度はDJの傷にドクターチェックが入る。おいおい、ここで試合止めたら、いくらなんでも中途半端すぎるぞい!!と危惧するも、試合は再開。
DJはアッパー(ボディ?)からストレートのコンビネーション、もう総合の打撃のレベルじゃねえ、、
しかし昇侍は前に出て行く、全然あきらめる風が無い。DJのストレートがまともにHITしても倒れない昇侍、、凄すぎる!!
最後昇侍は飛び膝を見せるも不発、、
そして運命のゴング。抱き合う二人。
判定3-0でDJtaikiの勝利
まごうかたなき素晴らしい戦い。
DJ、傷だらけの勝利だけど本当にかっこよかった。
昇侍、負けたけど強かった。本当にかっこよかった。
しかし驚いたのはDJの打撃レベルの高さ。正直スタンドは圧倒していた、と言ってもよいと思う。
コンビネーションは多彩だし、カウンターは正確無比だし、今日はほとんど使ってなかったけど、これでキックの打ち分けもあるわけで。うーん、、正直昇侍相手にここまで打撃で圧倒するとは思わなかった。
一方の昇侍、タックルは切られ、スタンドで負け、散々だったと思う。が、気持ちの強さは本当に凄かった。
試合後、男泣きしつつ「あきらめないで戦いました。みんなの期待に答えれなくて悔しいです。DREAMには本当に出たかったです、、DJの応援を心からしたい、、DJありがとう」
かっこよかったよ。
DJのマイクは、、その、、滑舌悪くて何言ってるんだかよくわかりませんでした。国分竹越さん(本当に本当に申し訳ありません、、)が一言「ありがとうございましたと言ってます」と通訳してくれたので、きっとそう言っていたのだろう(笑)。ほんと二人はいいコンビだ。
■休憩〜キック〜プロレス
なんというか、キックもプロレスもレベル低すぎ。
なんで光岡にプロレスやらせんだよ。ヨシキとタッグくませるなら男の中の男くらい連れてこいってんだよ。
■メインイベント プロレス
鈴木みのる vs ミノワマン
ぶっちゃけプロレスなめてました。すいません。
だってさー、ここまで見せられた格闘家がやるプロレスが酷すぎたんだもん、、とても金払って見るレベルじゃねーっつーか。
みのるさんのお腹見たらさー、ちょっと期待できないし。
格闘家のミノワマンさんにも到底期待はできないですし。。
だけど、見事にみのるさんが引っ張ってくれました。
プロレスとしてはUスタイルなどではなく、結構王道系。
驚いたのは音。みのるさんのチョップ、ピンタの音とミノワマンさんのチョップ、ピンタの音とが全く違う。
どっちが痛いかは知んねーけど、(通常は音がしてる方が力が逃げてる分痛く無いとも言うねえ)説得力が全然違う。
それでもミノワマンもみのるさんに引っ張ってもらってか、しっかりプロレス出来てた。
多分15分くらいやってたと思うのだが、全く飽きがこなかったよ。
最後の場外乱闘なんかは総合見慣れてる自分からすると「おいおい、だめだろー」の領域だし。
何より誰だかは知りませんが、今日のレフェリーが素敵すぎた。感極まったのか、突然選手に猫パンチあびせたり、意味の分からない独り言を叫び続けたり。あれがプロレスのレフェリーのデフォですか?(笑)
いやー、十分すぎるほど楽しませてもらいました。
■総括
ついに夢の切符を手に入れたDJ。
が、、あれだけ傷だらけだと、正直出場は厳しいかもしれんね、、
これで逃したら、、いやまあ北岡の様な例もあるわけだし、無理はしないほうがよいと思うよ、多分。
陰と陽の対決は結局陰が勝ったねえ。個人的にはDJに勝ってほしかったし、個人的には大団円なんだが、やっぱ昇侍にもGPに上がってほしい気持ちがあるだけにちょっとすっきりしない。
うーん、、、いっその事戦極出るってのは?ダメ?(笑)
それにしても本当にいい試合だった。一所懸命てのはまさにこういう戦いの事を言うんだろうなあ。
今後二人がまたどんな道を歩むのかはまだまだ予断の許さぬところではありますが、二人共マイナーで終わる器ではないと思ってる。この試合がいつか伝説の一戦として語り継がれる事もあるんじゃないかなあ。
と、綺麗に終わりたいところでもあるけど、やっぱり文句の一つも言いたいところもある。
なんつってもリングがやわーい。DJが足踏みしただけで、トランポリン状態のリング。多分プロレス仕様だからなのではないかと思われるのだが。
これだけの試合が行われるのに、こんな舞台しか用意できなかったのは本当に残念。もっと輝いているリングで、みんなに見て貰いたい一戦でしたよ。
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